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2009年10月22日

基地との共存で平和構築を

以下の文は沖縄の某新聞の論壇に10月7日投稿申込みしたのですが、
2週間経っても、掲載が無く、ボツにされたようですので転載します。
沖縄の新聞紙は特定運動屋のための機関紙と言われないよう、どんな意見でも
差別せず掲載してほしいと思います。残念です。

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基地との共存で平和構築を
  米軍を国連軍にしよう


基地の拒否や撤去ではなく、基地と共存する平和運動こそ現実的ではないでしょうか。
基地が戦争を起こすのでは無く、戦争が起きないよう基地があるのです。たとえば、犯罪の予防のため、警察が有るのであって、警察が無くなれば犯罪が無くなる訳ではありません。無論、犯罪が根絶できれば、警察は不要になりますが、警察を先に無くせば、犯罪を一層増やしてしまいます。
独裁者・部族・宗派対立による恐怖に怯える人々が現実にいます。軍事力を伴う人権擁護の盾が無ければ、弱肉強食の世界に陥ります。話し合い解決に限界があるから、国連自身が軍事力行使の必要性を国連憲章で認めています。

基地を平和の対極と見なし、「基地が無くならない限り平和は無い」という考えは、一人よがりで、テロリストの独善思想にも通じる極端で寛容性のない考えではないでしょうか。
また、軍隊は大規模な災害時には救助活動を行います。
基地の拒否や撤去ではなく、その役割を正しく導く平和運動こそ大事だと思います。

平和は本来、万人が希求するものです。国籍や人種や宗教を超えているはずです。戦争を防ぐための軍隊や基地のあり方を、沖縄県民が模索し、現実に基地と共存する中で、軍人の声も取り入れた寛容で普遍的な努力を続けるならば、必ず、国の垣根を越えて、地球防衛軍や万国人命救助隊のような形に結実できる日が来ます。
沖縄の米軍基地は「災い」ではなく、天から授かった宝石の原石です。
米軍を20年後に国籍無き国連軍(万国人命救助隊)に改編するため、兵士一人一人と交流を深め、オバマ誕生のような草の根の平和運動をしましょう。アメリカは理想を重んじる国です。だからこそ、オバマ大統領が選ばれたのです。
そして、沖縄の基地が、一国のためではなく、あらゆる国民の人権を守る砦となり、また災害で苦しむ人を救うための前線基地になるなら、これほど誇らしいことはありません。

我々が目指すべきは戦争や人権侵害を無くすことであり、基地を無くすことではありません。ましてや、自分の生活圏から基地が移転してくれたら良しとする平和運動はごまかしにすぎません。目の前から「問題」が見えなくなれば、その「問題」が解決する訳ではありません。自分の周りの「危険」をどこかに「たらい回し」にすれば「平和」になるのでしょうか?。
今こそ、県民の良識が問われています。県民にしかできない本当の使命を自覚しましょう。


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Posted by 基地共存推進会 at 09:55│Comments(6)基地との共存で平和構築を
この記事へのコメント
明日の11.8「革命的県民大会」のポスター見に来てね!

http://ryukyukaihou.ti-da.net/e2212216.html
Posted by 万民の天☆金正子万民の天☆金正子 at 2009年11月07日 10:44
沖縄では、左翼も右翼も暴力団も一団となって、基地反対です。
大衆を馬鹿にしているため、洗脳したり、教化したり、畏怖させるのに基地が邪魔だからでしょう。自分たちより、強い基地が目障りで、我慢ならないのでしょう。あるいは、基地と戦っている、自分の姿を正義の権化みたいに酔いしれていたいのでしょうか。
被害も受けていないのに、被害者を装い、自己主張を正当化するしか論理がありません。論理というか感情だけです。
本当に被害をもたらすのは、そういう無知から来ることを知って欲しいのですが、新聞2社にも投稿を意図的に拒否されています。
このブログに書かれた経済・文化的観点を、真っ当に批判して下さる論理的ご意見を期待していたのに、残念です。

このブログの主張は政治的な覇権とは無縁です。どこかの政党や組合などの基地反対運動の本質は権力闘争・覇権争いに過ぎません。己の団体の政治的主張(例えば安保反対や自衛力強化など)の目的の手段にすぎません。その本質を見抜いてください。
多くの破産者を出すという県民の視点に立てば、基地騒音や危険などの対策は、住所移転補償になるはずです。基地全体を移転するなどという考えになるはずがありません。
Posted by 管理人 at 2009年11月07日 17:37
基地反対。
米軍を追い出し、日本の核装備、原子力空母、原子力潜水艦の装備、
宇宙軍の設置。
日本は米軍を追い出し、自衛できる普通の国になるべき。
Posted by : at 2009年11月12日 20:59
沖縄から米軍基地が無くなれば、騒音補償金ほか基地があるが故の膨大な政府出資が無くなる。沖縄経済は100%即刻破綻する。
民主党政権はあらゆる予算を削減したい、それには基地関連補償予算をゼロにすれば膨大な金が浮く。しかし、基地が無くなった沖縄は
ぼろぼろになると言う事だ。
基地反対派が支持する社民党、民主党は国防よりも人気取り用のばら撒きの金が欲しいから、本音は基地をなくしたいのかも。
実際にそういうことをしたら、アジア、太平洋の政治的、軍事的安定は崩壊し沖縄は中国の脅威にさらされ、現実的に人民解放軍が上陸してくる可能性もある。それが無いのは嘉手納、普天間などの米軍基地があるからなのだ。
選挙権の有る沖縄全県民に「基地なしでいいのですね、ではその後は経済支援などは一切本土並みにしますよ」と言えばドウ答えるだろう。沖縄県民の基地反対派は僅か100数十万の沖縄県に使っている予算金額は本土の同レベルの人口、面積と比べると膨大な額だとわかっているのだろうか。
一度、自ら電卓を弾いて基地関連政府予算が無くなるとどうなるか計算をすればよい。中学生でも破綻すると計算できるだろう。

基地撤去などという社民党などは沖縄県民を利用しているだけ。
言い換えれば沖縄県民は社民党らに利用されている事に気づかない

誤字脱字、語彙変換間違い、キーの打ち間違いはご容赦を
Posted by 基地反対のばか者ドモに at 2009年11月30日 00:48
私も基地撤廃には反対です。特に軍を持たず、島国で四方八方を大きな大陸に囲まれている日本は、どうしてもアメリカ軍に守ってもらわないといけないと思いますし、アメリカ軍は自国軍のみならず、他国の軍人に対しても教育・訓練を行っています。

私には、「米軍は悪だ」というような意見には、どうしても賛成できません。
Posted by aida at 2009年12月03日 13:52
沖縄だけでなく日本全土米軍基地撤廃以外に道なし。
基地依存社会しか構想できない管理人の構想力の貧困さに失望せざるを得ない。

>aida
『陸続きの国境線を持つ国で他国からの侵略怖いから米国の軍隊が必要』というならまだしも、海に隔てられてる日本でその論理はおかしい。
イラク・アフガニスタン・パキスタンの惨状を見ても「米軍は善だ」と強弁できるのか?
Posted by sozialisten at 2010年01月31日 09:26
 
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