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2010年04月30日

普天間基地移設より、住民移転こそ最善

鳩山首相に提案したい。普天間問題を解決する最善で唯一の方法を

1、そもそも、普天間基地移設の目的とは何だったかという原点に戻って考える。
  >普天間基地が市街地の中にあり、住民のために、危険・騒音を除去するという目的である。

2、では、危険・騒音除去を達成するには、普天間基地移設以外に他の手段がないかを考える。
  >基地が無い場所に、基地周辺の住民が移転してもらうという方法がある。

3、住民移転の場合の長所・短所を具体的に検討する。

  基地移設より住民移転の方が良い訳。

1、基地移設を県外・県内で行う場合、
移設先が容易に決まらず、仮に決まっても現地で工事妨害の実力行使が起こり、不測の事態なども予想され、本当に移設完了できるか疑問で、また、工事完了が長引き、普天間周辺住民にとって、危険軽減の実感が乏しくなる。

国外に移設する場合は、安全保障上の問題点があり、また、莫大な移設費用負担が財政上、重すぎ、しかも、その支出はまったく副次の経済効果をもたらさない死に金となってしまう。

2、住民移転の場合、
  
  通勤・通学・商業権などの問題がある。また、移転補償費がかなり必要。

 しかし、現状が危険で一刻も早い危険除去の必要性があるという理由があり、その理由が通勤や通学が不便という理由に勝ることは誰の目にも明らか。

 しかも、移転先を住民が自由に選ぶ方法にすれば、通勤・通学の問題も軽減される。例えば、那覇に勤務先がある住民は、転居先を那覇やその隣接市町村に選べばよい。

沖縄国際大学などは名護市西部などに移転するか、名桜大学と統合するか、あるいは、泡瀬埋め立て地などに移転すれば良い。

商業権の問題は、基地がある時に営業を開始したのであり、仮に基地撤去した場合の営業損失やヘリ事故が起こる危険性などから見ても、不当な権利主張を請求される可能性は低い。通常の移転補償に若干の加算金で済む。
むしろ近隣の商業地域(沖縄市、北谷町、浦添市)に住民移転することで、活性化効果も期待できる。

なお、移転は強制ではなく、あくまで住民の希望に基づくこととし、しかも、転居先も自分で選べる方法をとる。

移転補償費は例えば、1世帯あたり6000万円とする。
1万世帯が応募すれば、6000億円必要であるが、グアム移設計画で日本国負担分も6000億である。
グアム移設の基地再編そのものを取り止めればよい。米国にとっても、余分な財政負担がなく反対も出ない。

基地撤去を主張する反米・反安保主義者から見れば、基地面積がそのまま残るので、負担軽減となっていないと反対するだろうが、実際に危険・騒音地域から移転しているので、住民の負担軽減策であることは明白であり、彼らの主張は県民から支持されない。

しかも、辺野古での桟橋工法移設となれば地元建設事業者にすら、大した経済効果も無いが、住民1万戸移転の新規住宅建設となれば、県全体であらゆる建設業者や設備業者・家電関係などを巻き込んで、莫大な経済波及効果が生まれる。

基地移設では、環境も破壊し、その工事費もほとんど波及効果が無いのに対して、住民移転の場合は、住民の生活環境の改善はもちろん、その移転補償金の何倍もの経済波及効果が生まれる生きたお金となる。

基地移設ではなく住民移転。これこそが、県民全体への最大の負担軽減策として県民から支持される案である。

追記:

反米・反安保主義者は以下のように、悪あがきを主張するだろう。
『基地撤去すれば、その返還跡地が開発され、大きな経済効果がある。
基地があること自体が精神的な被害であり、実際に事件・事故も起こっている』

反論:返還跡地開発の可能性は限りなくゼロ。

泡瀬埋立地開発で裁判所は経済的合理性が無いと判断した。
つまり採算が取れないという事が明白になった。
なぜ、泡瀬で採算がとれないのに、返還跡地で採算が取れるのかの根拠を示すべきである。

しかも、現在でも広大な工業空き地に誘致できる産業が無いから、失業率の改善もできていない。
そんな状況で、どうして返還跡地に産業誘致が可能なのか、合理的な説明をすべきである。
例えば、名護から那覇に鉄道を引けば経済活性する云々というような案が新聞投稿欄などに出るが、現在の人口密集地を運行するモノレールですら赤字に陥っている。
他のどんな島でも財政難で人口維持に四苦八苦している現実ー島経済の厳しい現実を直視すべきである。
それでも基地に代わる産業が必ず、起こると信じるなら、先にその産業を現在の工業空き地に起こしてから主張すべきである。

反論:基地による事件・事故と精神的苦痛は周辺住民のみが判断すべき

基地被害が耐え難いものであるかどうかは、基地周辺住民のみが判断すべきである。
軍人家族と接したこともない那覇市民や糸満市民が判断すべきことではない。
基地のある中部地域では、軍人家族と仲良く暮らしている例は沢山ある。
外国人と仲良く生活する事が子どもたちのためになるのか、
それとも、外国人を排斥した方が安全なのか、
それは幕末での、異国人を攘夷すべきだというような感情論で判断すべきではない。

なお、軍人家族と共存したほうが良いかどうかの住民投票をする際には、
必ず、基地周辺住民だけに限るべきで、かつ、中学生以上の生徒を含み、出来れば投票ではなく、全員に回答用紙を渡し、完全回収して、その意思が確認できるような方法で行うべきであろう。

参考:
普天間基地周辺に住んでいる高校生の本音。

追記:高校生の本音の文中に
「だけど、基地内のガソリン、電気代は無料(日本の税金から払ってる)と聞いて
複雑な気持ちになります。」とありますが、
この内容に補足します。
基地内には米国の会社が運営するガソリンスタンドがあります。
米国なので日本のガソリン税はかかりません。(現在1ガロン(3.8リットル)2.85ドル程度。)
ちなみに、沖縄県民は沖縄だけの租税特例で本土より、ガソリンが7円安くなっています。
つまり、基地撤去で特例が廃止されたら、ガソリンが7円値上げされます。

電気代は、確かに日本の税金から支払っていますが、沖縄電力に支払っているのです。
沖縄電力の電気料金収入で基地内依存率は9.4%(Wiki)。もし、基地撤去で会社収益が減れば、
多分、電気料金を値上げせざるを得なくなるでしょう。なお、電力設備維持や原料の重油代などでも
沖縄電力には、国から多くの沖縄特例補助金が支給されています。
基地撤去で、この特例も廃止されれば、電気料金は大幅に値上げとなるでしょう。

基地撤去で過重負担軽減なんて、幻想です。


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Posted by 基地共存推進会 at 03:02│Comments(8)基地移設より、住民移転を
この記事へのコメント
 計算が間違っていますよ。沖縄の人口は 136万人。40万世帯ぐらいです。6000万円を与えたら、24兆円かかります。
Posted by たみさん at 2010年05月14日 17:32
本当に甚大な騒音被害を受けている基地周辺住民は、普天間2500世帯、嘉手納3500世帯程度です。多めに見積もっても、1万世帯以下です。金額はともかく、移転希望を聞くことが必要でしょう。基地周辺住民は、本当に基地撤去を望んでいるかどうか、はっきりしますからね。
Posted by 基地共存推進会 at 2010年05月14日 19:03
 「基地は出て行け」と述べている沖縄県民のほとんどは、軽微な被害しか受けていません。彼らがみんな大金をもらわないと、「出て行け」と言い続けます。
 民主主義ですから、「出て行け」と言う声が過半数にならないようにするには、少なくとも沖縄県民の半数に大金をばらまく必要があります。
Posted by たみさん at 2010年05月14日 19:33
貴方のいう冗談の中に、民主主義の本質があります。
「普天間の問題は、国の安全保障の問題なので、県民ではなく国民が国民投票なりして決めるべきだ」という論理は正しいですか。
正しくないでしょう。
同じ理屈で、「基地で被害を受けている地区」の問題を「被害を全く受けていない別の地区」が判断するのは正しくないのです。

基地反対派は「県民の総意」は県外移設だと主張していますが、『県民』の総意より、『その被害を受けている・受けようとしている地域=基地周辺の住民』の総意を優先すべきなのです。

私が【反論:基地による事件・事故と精神的苦痛は周辺住民のみが判断すべき】で述べたのは、この意味です。

普天間基地問題は、その普天間基地周辺住民のみの意見が尊重されるべきであり、さらに、その住民の中でも、撤去を求める人、自分の転居を求める人、慰謝料だけを求める人などの調査をして、その個人の希望が生かされるようにすべきだと言っているのです。
県民全体の意思なんぞ、あくまで参考意見にすべきなのです。当事者は普天間基地周辺住民だけです。
Posted by 基地共存推進会 at 2010年05月15日 03:48
私もその意見に大賛成です。
反対運動をしている人たちは、自分のことしか考えていないのだと思います。

都合の良い理想論は、誰だって言えると思います。
もちろん危険はあるより、ない方がいいに決まってる。
その上でどうするか、現実どうなのか。
本気で危険と思って訴えるなら、自分か移転するのが合理的。
私は、自分の身は自分で守る。誰かのせいとかにはしません。

ちなみに私は宜野湾市に住んでます。
「住民が移転するから金よこせー!運動。」なら、私は雨の中でも参加しますよ!w
Posted by まりんちゃん at 2010年05月21日 15:23
基地に出てゆけと騒がなければ、政府は金ださないよ。
結局。金が欲しいのか
でも、沖縄の基地はアフガン・イラクの戦争のための基地なんだよ
人殺しに加担したくないから、基地反対を叫んでいる人も井るんじゃないのか。
太平洋戦争で沖縄は本土防衛のための捨石にされたのだよ
その苦しみを、二度と味わいたくないと言う気持ちがあるから基地に反対している人もいるのではないか
札束見せられて、喜ぶような人ばかりじゃないよ
沖縄県民は
俺は沖縄県民ではないけれど、学生時代宮古島の出身のすごい男と友達になったよ。医者になって、若い内に病気で死んでしまったけれど、彼はプライドの高い、正義感にあふれ、空手の強い、まさに南海の勇者だった。
本当に彼こそは、男の中の男、本当に智・勇・武の備わった男だった。彼が生きていれば、反基地闘争の先頭に立つよ
若い時みたいに
Posted by hiro at 2010年06月15日 15:41
6000万?。
沖縄に物価を考えれば、2000万でも十分だと思います。
滑走路の両端300mは立ち入り禁止にして、600m住居
を撤収してもらい、畑作耕作は認めるとかでOKでしょう。
Posted by A at 2012年10月02日 13:44
沖縄米軍基地の経済効果は年間約1680億円にも達し、返還されれば過重負担の軽減どころか、
沖縄の破産を導き、すべての県民に、より一層の苦難辛苦をもたらすことになり、また本当の平和運動をも放棄することになるのである。

沖縄県民は、よく『米軍基地が沖縄に75%も集中していて不公平だ』と言い、各地で基地撤去の抗議行動を起こしているが、
本当に基地が無くなったら、平和でのんびりとした沖縄が待ってるって思ってるのか?。

いやいや、とんでもない話だね。

知ってるか? 沖縄はね、その不公平と引き換えに、「沖縄だけ」が以下のような多くの高率補助金を受けているんだよ。

まず沖縄県は、自主財源が25%しかない全国一の弱体経済県だろ。つまり、国の補助金と借金で県経済はかろうじて生計を立ててるってわけ。

いいか、例えばね、道路保全に沖縄は国から95%の補助を受けられるでしょ、これが他府県は70%以下。 

他にも、学校建設整備では85%対50%、漁港整備は90%対66%、公営住宅建設75%対50%、水道施設整備75%対33%、空港整備95%対66%と続き、ほとんど全産業分野に及んでいるんだよ。

また沖縄は本土より、ガソリン税がリッターあたり7円安く、沖縄自動車道の通行料金は本土より約4割引。航空機燃料税は那覇-羽田間は他路線より半額だよね。
さらに、那覇文化てんぶす、沖縄こどもの国(こども未来館)、北谷ニライセンター、嘉手納水釜町営住宅、嘉手納町マルチメディアセンター、
沖縄市コザミュージックタウンなど、これらは基地関連の国庫予算で建設されているって知ってた?。

それに加え、「各自治体にも」「多額の軍関連の交付金」が支給されているだろ。

県民の中には「自分は軍用地料などもらっていないし、自分には基地は何らメリットはない。」と考えている人も多く居るでしょうがね。
しかしだ、例えば、台風で道路が不通になったら、国から95%の補助金があるため、修理できるのです。もし、他府県並みの70%以下になったら、
財政難にあえぐ自治体は修理することにも困るはずだよ。

「基地関連収入」と「観光収入」の根本的な違いって何か分かるか?

基地経済を論じるときに重要な視点は、軍関係の中味とその本質だ。

県民総所得の中で基地関連収入と観光収入が同じように並べられているが、実は、観光収入は「売上額」なのに対して、基地関連収入は「利益額」にあたるわけさ。
観光収入の「利益額」は10%~30%と試算してもその中味の違いは大きなものだよね。

しかも、「軍用地料」は不況に強いという特徴があってね。軍用地料が「市場相場」ではなく「政治相場」で借料が決定される。
過去、軍用地料は、1991年には前年比で110%、1992年には前年比107%と上昇しているわけ。
沖縄での基地返還要求が強まると、軍用地料が必要以上に引き上げられる傾向にあるんだな。
そのため、復帰後は軍用地との再契約を拒否する「反対地主」が減少して、契約に応じる「軍用地主」の増加につながっているわけだ。

沖縄の道路舗装率や上下水道普及率は全国のトップレベルですわ。

基地が無ければ北部の自治体などに軍用地料が入らず、このような普及率や本土以上に立派な校舎など、絶対に無理なはずだよ。

また、あなたが軍用地料を貰っていなくても、そのお金が、沖縄の最大の民間資本として、例えば地域のレストランの開業資金などになって、
沖縄の雇用の維持や食材料店の売上に役立っているわけ。そして県民全てに、大きな恩恵を与えているのさ。
この経済波及効果が大きいがゆえに、人口を2倍にも増やす力となったわけだね。
もし、基地が縮小・撤去されたら、この高率補助金も他府県並みに減らされ、また軍用地料も減り、県民全体に大きな損失をもたらすことでしょうよ。


そして更に今回、「補助金3000億円ありがとう。でも米軍基地は県外で」ってか?・・・・恐ろしい。


自衛隊関連では、もし与那国に自衛隊が移駐し、島で急患が出れば相当な時間短縮で那覇まで輸送できる。 
陸自の第15飛行隊の急患輸送は、県知事からの災害派遣要請により実施され、年間約250回出動し、365日24時間体制になっている。
「ドクターヘリ」があるからいいサー」って人がいるが、ドクターへりがどれだけの性能か分かってるの? 残念だがドクターヘリは与那国までは来れないよ。
航続距離がなく、夜間飛行設備も十分でなく、おまけに維持費がない。ドクターヘリは実質、本島周辺のみの活動だろ。

与那国自衛隊移駐は色んな面で+があると確信した、ほぼ全ての島民の願いである。

というわけで分かっただろ、米軍基地を完全に無くすのは非常に難しいとわけだよ。

事件事故?、民間人も同じくらい起こしてるって。
Posted by 通行人 at 2013年02月08日 18:56
 
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